Service
「24時間365日の監視と運用サポートで安心・安全なクラウド環境を実現」
BeeXの「MSPサービス」は、クラウド環境の構築・監視・運用を一元的にサポートし、お客様のシステムを24時間365日監視します。専門エンジニアによる迅速な障害対応と継続的な運用改善で、ビジネスの効率性と信頼性を飛躍的に向上させます。
さらに、エンタープライズレベルのサポートサービスを標準化運用とシェアードチームにより最適なコストで提供します。また、マルチクラウド環境にも柔軟に対応し、お客様のニーズに合わせてカスタマイズ可能なプランを用意しております。
BeeXは、お客様のクラウド活用を強力にサポートし、ビジネス成長を加速させるパートナーとして、常に最適なソリューションを提供いたします。先進のテクノロジーと専門知識を駆使し、お客様のクラウド管理を次のステージへと導きます。
MSPサービスとは
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システム監視サービス
24時間365日の監視でシステム障害を早期発見・迅速対応、運用管理負担を大幅に軽減します
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システム運用サービス
クラウド環境の作業代行や障害原因調査などの稼働支援を提供します
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運用マネジメントサービス
お客様のシステムライフサイクル全体を考慮し、継続的な改善を実施、マルチクラウド環境にも対応しております
BeeXのMSPサービスは、「システム監視」、「システム運用」、「運用マネジメント」の3つのレイヤーで、お客様のクラウド環境を安心・安全に運用するための包括的なサービスです。
24時間365日の監視体制でシステムの異常を迅速に検知し、障害発生時に速やかに対応します。専門スタッフが原因調査や復旧作業を行い、システムの安定稼働をサポートします。
さらに、お客様専任のサービスデリバリーマネージャーが定期的な報告や改善提案を行い、システム運用を継続的に最適化。コスト見直しや新サービス導入など、お客様のビジネス成長を見据えた運用改善を実施します。
お客様のニーズに合わせてカスタマイズ可能なサービスを組み合わせ、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、複雑なシステム環境でも一元的に管理。BeeXは信頼できるパートナーとして、最適なMSPサービスを提供し、お客様のビジネス成長を強力に支援します。
このようなお客様におすすめです
- システム停止が即座に重大な損失につながるリスクを抱え、24時間365日の安定運用体制の構築と維持に課題を抱える企業
- 日頃から絶え間ないアラート確認や対応に追われ、システム管理者の負担が課題となっている企業
- クラウド環境の急速な進化に対応できず、旧来の運用手法によってクラウドの特長を十分に活用できていない企業
BeeXのMSPサービスは、多様な課題を抱える企業に最適なソリューションを提供します。
システム停止が即座に重大な損失につながる企業には、高度な安定性と継続性を備えた運用を提供します。クラウドに精通したエンジニアによる監視と迅速な障害対応により、ダウンタイムのリスクを最小化します。
アラートには、即時対応を要すものから、トレンドとして把握しておき、中期的に対応を検討すべきものなどがあります。また、軽微なアラートが頻繁に発生していると、重要なアラートへの見落としや対応の遅れにつながる恐れもあります。
監視アラートの精査を行い、アラートごとのアクションを定めることで、24時間365日の対応体制で時間外アラートにも迅速に対処し、お客様のシステム管理者の負荷を軽減します。さらに、継続的な改善により、頻繁に発生しているアラートについては軽減策を講じていきます。
クラウド環境の急速な進化への対応や特長の十分な活用に課題を抱える企業には、常に変化し続けるクラウド環境に対応し、最新のクラウド技術とベストプラクティスを積極的に取り入れたサービスを提供します。これにより、企業がクラウドの特長を最大限に活用できるよう支援します。
BeeXは従来の運用保守ベンダーとは異なり、変化に乏しいオンプレミス環境で培われた手法の延長ではなく、「クラウドネイティブ」なアプローチを採用しています。
顧客ニーズに合わせてカスタマイズ可能なMSPサービス
BeeXの監視・運用サービスは、お客様のシステムを守り、ビジネスの成長を加速させるために設計されています。24時間365日の監視体制により、システムの異常を瞬時に捉え、障害を未然に防ぎます。問題が発生した際には、熟練のエンジニアが迅速に原因を突き止め、クラウド環境の復旧作業を代行します。
さらに、お客様専任のカスタマー/テクニカルエンジニアが、継続的な運用改善に取り組みます。『要求→設計→構築→展開→運用→改善→要求』のライフサイクルを繰り返し、お客様のビジネスに最適なソリューションを追求し続けます。
マルチクラウド環境も、ベンダーや窓口を分けることなくワンストップでサポート。AWS, Microsoft Azure, Google Cloudなど、主要クラウドベンダーの認定資格を持つエキスパートが、SAP環境を含むあらゆるクラウドサービスの保守・運用を一手に引き受けます。
システム監視サービス詳細
24時間365日の監視体制で、お客様システムを安全・確実に守ります
システム監視サービスは、24時間365日の万全な監視体制を提供します。お客様のシステムを常に安全・確実に監視し、異常の兆候をいち早く検知・通報することが可能です。
ミドルウェア層の一次対応については、お客様にて手順書を用意いただくことで、迅速かつ的確な対応が可能となります。この手順書に基づき、専門オペレーターが初動対応を行い、システムの可用性を維持します。
ただし、お客様固有のアプリケーション開発・運用や、アプリケーション層の障害については、標準の監視サービス対応範囲外とさせていただきます。これらの領域については、お客様または他のベンダー様との連携が必要となります。
システム監視サービス システム構成
システム監視サービスは、実績と柔軟性に優れたオープンソース監視ツール「Zabbix」を採用し、お客様の多様なシステム環境に最適な監視設定を実現します。
セキュリティ確保のため、Zabbix ProxyとManagerの通信は1対1の暗号化通信で行い、監視データの機密性と完全性を保護します。
監視システムの管理、運用、保守は熟練エンジニアが全面的に担当し、お客様は複雑な管理から解放されます。
検知したアラートは「Zendesk」を用いて適切に通報・管理します。重要度に応じた通報ルールやエスカレーション制御により、迅速な障害対応とインシデント管理プロセスの最適化を図ります。
システム監視サービス 対応範囲
システム監視サービスでは、お客様の要件に応じて「シルバープラン」と「ゴールドプラン」の2つをご用意しています。
「シルバープラン」は、以下のサービスを提供します。
- 24時間365日のシステム監視
- 障害発生時の自動メール通報(日本語/ 英語)※1
シルバープランは、検証環境や限られたITリソースでの運用管理が困難な企業に最適です。障害通知により、重要なシステムの安定稼働を確保できます。
「ゴールドプラン」は、シルバープランのサービスに加えて、以下を提供します。
- 障害発生時の有人電話対応(日本語のみ)※2
- 障害一次対応 ※3
- サービス正常性確認 ※4
- ベンダーエスカレーション
ゴールドプランは、本番環境やビジネスクリティカルなシステムの運用に最適です。迅速な障害対応と詳細な運用レポートにより、システムの信頼性とパフォーマンスを維持します。
※1 日本語が基本ですが、お客様で英語の定型文をご用意いただければ英語でも対応可能です。
※2 ログ監視のアラート電話通報は通報頻度が高いため対象外となります。
※3 クラウド障害時にはOSログインまでの一次対応を提供します。インスタンスダウン時の再起動なども含まれます。ただし、アプリケーション固有の対応が必要な場合は、お客様にて手順をご用意いただく必要があります。
システム運用サービス詳細
障害二次対応やクラウド環境の稼働支援を工数単位で提供
システム運用サービスでは、「障害二次対応サービス」と「作業依頼・問い合わせサービス」の2つのサポートプランを提供します。
「障害二次対応サービス」では、アラートの発生原因を調査し、再発予防策を提示してまいります。また、一次対応として用意していたリカバリ手順で回復しない場合、ビジネス上クリティカルなシステムにおいては、24時間365日で対応を行うプランがあります。 ※
「作業依頼・問い合わせサービス」では、監視設定変更やクラウド環境の調査・対応、ディスク拡張、インスタンス再起動など、定型・非定型の作業を代行します。OS以上の作業は、お客様から手順書をいただき、承認された内容を実施します。
これらのサービスは、お客様のニーズに合わせて必要な工数を契約いただく形で提供します。1カ月の稼働支援時間を定めて、インシデント毎に必要な時間を消費する形となります。最小契約単位は10時間/月からで、柔軟に契約いただけます。
※ご契約には諸条件がございます。詳細はお問い合わせください
システム運用サービス対応範囲
システム運用サービスは、お客様のニーズに合わせて柔軟に契約できる形態を採用しています。
契約単位と料金体系:
- 契約単位:月単位で稼働支援時間を契約
- 最小契約単位:10時間/月から
- ご利用料金:お問い合わせください
サービス提供と時間消費:
- サービス提供:障害対応や作業代行などにかかった時間を30分単位で消費
- 時間消費の集計:月末に実績に基づいて集計し、超過分は別途精算
営業時間外・休日の対応:
障害二次対応サービスは、一次対応で復旧できない場合に、ベストエフォートでOSへのログインまでの対応を行います。
作業依頼対応は平日9:30~18:00が基本となりますが、営業時間外や休日も対応可能です。ただし、営業時間外・休日の対応には、別途時間外対応用の消費時間が必要となります。なお、事前に計画された作業(5営業日前まで)については、営業時間外でも通常の消費時間で対応します。
システム運用サービスは、必要なサポートを必要な分だけ利用することで、コスト最適化と運用品質の向上を両立できます。
運用マネジメントサービスとService Delivery Manager(SDM)のご紹介
運用マネジメントサービスは、お客様のクラウド環境の運用を総合的にサポートし、安定稼働やコスト最適化を実現するサービスです。このサービスの中核を担うのが、Service Delivery Manager(SDM)です。SDMは、お客様のビジネス目標達成と技術的課題解決の両面から支援を行い、長期的なパートナーシップを構築します。
SDMは、カスタマーサクセスとテクニカルエンジニアの役割を兼ね備えた専門家です。テクニカルアカウントマネージャーとしての技術的知識と、カスタマーサクセスマネージャーとしてのビジネス理解を融合させ、お客様に包括的なサポートを提供します。
SDMは運用に関する一元的な窓口となり、効率的な情報共有と調整を行います。さらに、プロアクティブな改善提案や定期的な報告を通じて、お客様の満足度向上と運用の最適化を常に追求します。
クラウド環境は頻繁に新たなサービスのリリースやアップデートが行われてております。これらの情報のうち、お客様環境に有益なものをキャッチアップし、クラウド環境を最適化していくには、相当のクラウドに対する理解と計画が求められます。
SDMは、お客様のシステム環境を理解し、安定稼働を実現するクラウド環境を維持します。また、定期的にクラウド費用の最適化やセキュリティの脆弱性に対する対応をご提案するプランもご用意しています。
運用マネジメントサービス PDCAサイクル
Service Delivery Manager (SDM) は、お客様のクラウド環境の最適化を維持するために、PDCAサイクルを用いてシステムライフサイクル全体を考慮した運用を行います。
各フェーズにおけるSDMの実施内容:
計画 (Plan):
・月次報告会でお客様から、エンハンス要望や運用サービスの改善要望・提案などをヒアリングします。
・対応の要否と優先順位を決定し、必要な場合はインシデントとして管理します。
設計 (Do):
・ご依頼いただいた作業内容の仕様を検討します。
・スケジュールと仕様についてお客様の承認を得ます。
構築 (Check):
・承認を得た仕様に基づき作業を実施します。
・作業完了後、その証跡を以てお客様に完了確認をいただき、インシデントをクローズします。
改善 (Act):
・ 運用フェーズで得られた気づき(発生した障害インシデントやクラウド基盤での新たなサービスリリースなど)を基に、月次報告にて改善提案やソリューションを提示します。
・SLO(サービスレベル目標)の未達などがあれば、改善策を提示します。
運用マネジメントサービスにおけるPDCAサイクルのイメージ:
[要求A] -> [設計P] -> [構築D] -> [展開D] -> [運用C] -> [改善A] ...をくりかえす
運用マネジメントサービス 提供プラン
運用マネジメントサービスでは、「ベーシックプラン」と「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の3つのプランを提供します。
「ベーシックプラン」は、窓口担当者による支援を提供するプランです。担当者はお客様環境を事前に十分に理解していないため、基本的にはお客様からの依頼に基づくディアクティブな対応となります。月次報告会は実施せず、リソース監視データや稼働工数の状況報告のみ行います。
「スタンダードプラン」は、ベーシックプランのサービスに加えて、クラウド環境に詳しい専任のお客様担当エンジニア(SDM)を配置し、プロアクティブな支援を提供します。担当エンジニアはお客様環境をよく理解した上でサービス提供し、作業依頼の際にはお客様と一緒に最適なソリューションを検討します。また、月次報告会を通じて継続的にコミュニケーションを取り、改善提案なども行います。
「プレミアムプラン」は、スタンダードプランのサービスに加え、お客様環境固有の要件を踏まえたカスタマイズ性の高い月次報告の作成と報告会の実施によって、お客様のシステム運用をより手厚くサポートします。また、お客様クラウド環境のコスト最適化支援を包括的に支援します。
また、SAP BASIS領域のサポートについては、「スタンダードプラン」または「プレミアムプラン」へのオプションとして提供が可能です。
MSPサービス組み合わせご提供イメージ
お客様のニーズや課題に応じて組み合わせてご利用が可能
BeeXのMSPサービスは、「システム監視サービス」「システム運用サービス」「運用マネジメントサービス」の3つのサービスから構成されており、お客様のニーズや課題に合わせて、これらのサービスを組み合わせて利用することが可能です。
各サービスの料金や組み合わせでの料金についてはお問い合わせください。料金と併せて、貴社に最適なプランをご提案させていただきます。
※下記はゴールドプランとの組み合わせ例になります。
ご契約までの流れ
ご契約~サービス開始まで通常3か月以内
お客様の要件次第によって準備期間が変動をいたします。
BeeXが選ばれる理由
BeeXは「クラウドに特化したプロフェッショナル集団」です
BeeXは、マルチクラウドに精通したエキスパート集団です。お客様のニーズに合わせた最適なソリューションを提案し、コンサルティングから運用まで一気通貫でサポートします。AWSマネージドサービスプロバイダープログラムの認定を取得し、クラウドジャーニーを全工程で支援できる実力が高く評価され、多くのお客様にMSPサービスを選択いただいています。
BeeXは、単なるシステム監視だけでなく、お客様のビジネス課題を深く理解し、DXの基盤構築やアプリケーション開発など、付加価値の高いソリューションを提案し続けます。高度な技術力とビジネス成功へのコミットメントを兼ね備えたBeeXのMSPサービスは、お客様のDXパートナーとして最適な選択肢です。
MSPサービス活用事例:YKK様
ファスニング製品のグローバルリーダーであるYKK社は、約70カ国で事業を展開しています。同社は10年以上にわたり、グループ共通の人事・経理システムとしてSAP ERP(ECC6.0)をオンプレミス環境で運用してきました。
しかし、サーバーOSとデータベースのサポート終了を契機に、アマゾン ウェブ サービス(AWS)への移行を決断。そこでYKK社はBeeXを移行パートナーに選定しました。BeeXは移行プロジェクトを成功に導くとともに、包括的なマネージドサービスを提供。
AWSインフラの運用管理からSAP Basis保守、さらに無人通報サービス(ApiS)によるジョブ監視の自動化まで、YKK社の運用負荷を大幅に軽減しました。その結果、バッチ処理時間の半減、インフラ保守コストの3分の1削減を実現。約10カ月という期間で、数TBの巨大データを含む複雑なSAP ERPシステムの移行を成功させ、安定した運用を継続しています。
※詳細はこちら → YKK様事例
MSPサービス活用事例:三好不動産様
70年以上の歴史を持ち、福岡市でトップクラスの管理戸数を誇る三好不動産は、オンプレミスで運用していた「サブリース契約」システムのサーバーリプレースを機に、クラウド環境への移行を決断しました。
同社はBeeXをパートナーに選定。BeeXは、AWSへの移行プロジェクトを成功に導くとともに、包括的なマネージドサービスを提供。AWSインフラの運用管理から24時間365日の監視まで、三好不動産の運用負荷を大幅に軽減しました。
その結果、週1回程度必要だったメンテナンス立会いが不要になり、バックアップを含めたシステム全体の安定性が向上。約3ヶ月という短期間で、サブリースシステムの移行を成功させ、BCP対策の強化された安心・安全なシステム環境を実現しています。さらに、BeeXが作成したAWS利用ガイドラインにより、将来の他システム移行への道筋も確立しました。
※詳細はこちら → 三好不動産様事例
様々な業界のお客様とプロジェクトを行っています
よくあるご質問
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- BeeXのMSPサービスとはどのようなサービスですか?
- BeeXのMSPサービスは、お客様のクラウド環境の運用・保守を包括的に支援するサービスです。24時間365日のシステム監視、障害対応、運用作業代行、運用改善提案など、お客様のクラウド運用をあらゆる面からサポートいたします。
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- MSPサービスのみを契約することはできますか?
- 当社が構築した環境以外や当社以外のリセールアカウントであってもMSPサービスの契約は可能です。
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- 発注からサービス開始までどのくらいのリードタイムがありますか?
- 基本的は3か月以内で完了しますが、運用手順や規模によってそれ以上要する場合もございます。
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- オンプレミスのシステムに対応していますか?
- 監視+アラートによる一次対応は可能です。オンサイトでの対応は不可となります。