[re:Invent 2023 レポート] サーバレス開発のベストプラクティス

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Keiichi Kurosawa

[re:Invent 2023 レポート] サーバレス開発のベストプラクティス

目次

Intro

BeeX黒澤です。

先日の以下記事に引き続き、AWS re:invent 2023に関する投稿となります。

[re:Invent 2023 レポート] Amazon CodeCatalyst & Amazon Qで全ての開発にAIをシームレスに統合する(preview)

本編では所属部門の最も得意とするサーバレス開発についてのベストプラクティスに関するセッションの中で印象に残っている部分を紹介します。(いくつかセッションのスクリーンショットを含みます。)

Contents

Best practices for serverless developers

セッション概要は以下になります。

Do you want to take advantage of the full power of serverless architectures for your production workloads? Are you wondering how events can help your applications scale? Have you been trying to tune your applications for higher performance and lower cost? This session provides architectural best practices, optimizations, and useful shortcuts that experts use to build secure, high-scale, and high-performance serverless applications.
Google翻訳は以下となります。
実稼働ワークロードでサーバーレス アーキテクチャの能力を最大限に活用したいと思いませんか?イベントがアプリケーションの拡張にどのように役立つか知りたいですか?より高いパフォーマンスとより低いコストを実現するためにアプリケーションを調整しようとしましたか?このセッションでは、安全で大規模でパフォーマンスの高いサーバーレス アプリケーションを構築するために専門家が使用するアーキテクチャのベスト プラクティス、最適化、便利なショートカットを提供します。


Impressed slides

元々、アプリケーション開発を担当していた中でクラウドに触れ、"クラウドできるようになればシステム全部作れるようになるじゃん"と弊社に転職してきました。その転職直後からサーバレスアプリ開発に触れていく中で、サーバレスに魅せられた自分にとってクラウドの始まりはサーバレスだったということは自分にとって驚きでした。(最初はS3とEC2だと思っていましたが改めて調べるとSQS(2004/11)→S3(2006/3)→EC2(2006/8)なんですね)

また、サーバレスの意味合いも変わってきており、文字上のサーバやインフラの管理なしにコードを動かすことから顧客価値を提供することへ変わってきているとのことでした。サーバレスアプリ開発に限らず、AWSの専門家であることに価値はなく、AWSを使って顧客へ価値を届けることが大事であることは改めて意識をする必要があると感じました。


最初、サーバレス開発に触れた時はこれだけしかLambdaの実装しなくても動くアプリ作れるんだなと感動していたのですが、価値を提供するためであれば実装の必要がなければ実装しないという"Lambdaレス"といった観点でも知見を深めていく必要があると思いました。

"Lambdaレス"のパターンとしてAPI Gateway→DynamoDBなどやEventBridge pipeを使ったインテグレーションについて言及がありました。

他にもLambdaを使ったデザインパターンやLambda起動処理詳細、同時実行について解説などがありました。

Conclusion

印象に残った部分のみをピックして感想を書き連ねましたが、本セッションの動画や資料が既にインターネットに上がっていますので、ぜひ一度見ていただければと思いました。

動画リンク

資料リンク

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Keiichi Kurosawa

Application Engineer / 2023 Japan AWS All Certifications Engineers / GCP 10冠(Workspaces除く)

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