基幹クラウド構築

Dedicated Hostで異なるインスタンスサイズを混在させる

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Dedicated Hostで異なるインスタンスサイズを混在させる

目次

AWSを触り始めてようやく1年経ちました。高良です。

DedicatedHostで異なるインスタンスサイズが混在できるようになっていました。
いつリリースされたかはわからないのですが、去年の11月頃はなかったと思います。
ただし、混在可能なのはNitro世代のインスタンス(c5m5の世代)です。


DedicatedHostとは?

お客様専用の物理ホストを用意してそのうえにEC2インスタンスを構築するものです。
オンプレからクラウドに移行する際にBYOL(Bring Your Own License)の条件として物理ホストでないといけないという制約がある場合があります。

 

そんなときにこのDedicatedHostにインスタンスを移行して持っているライセンスをそのまま使い続けるということが可能になります。
※ライセンス条項は事前に確認が必要です

DedicatedHostには以下の特徴があります。
1.ホスト単位で課金される
2.インスタンスサイズでキャパシティが決まっている
3.同じインスタンスサイズでしか構成できない

1.ホスト単位で課金される

DedicatedHostは物理ホストを専有するため物理ホストを割り当てた時点で時間単位の課金が発生します。

m5=6.547USD
c5=4.237USD
r5=8.026USD
※2020/02/04日現在

2.インスタンスサイズでキャパシティが決まっている

例えばc5.large(2CPU)であれば36インスタンス、c5.xlarge(4CPU)であれば18などc5ホストが持つコア数(72コア)に応じた作成可能な数が決まっています。

3.異なるインスタンスサイズで構成できない

c5.largeでインスタンスを構成すると、そのホストはc5.large以外のインスタンスをのせることができません。

これまでは3番の特徴によってc5.large、c5.xlargeもDedicateHostに移行する場合はc5の専有ホストが2台必要でした。
Nitro世代のホストであれば3番の特徴から解放され、コア数の上限を超えない範囲であれば異なるインスタンスサイズで混在させることが可能です。

やってみた!

①ホストの割り当て

EC2から「専有ホスト」を選択してホストを割り当てます。

Instance familyを「c5」、Support multiple instance typesでEnableにチェックを入れます。
Instance familyがNitro世代でない場合、「Support multiple instance types」のチェック欄が消えて「Not supported for the selected instance family.」の表示が出てきます。 

ホストを割り当てた画面です。使用列にある数値がこのホストが持っている割り当て可能な物理コア数になります。 

②インスタンス作成

続いてホスト上にc5.large(2CPU)インスタンスを作成します。

c5タイプのホストなので当然c5のファミリータイプからしか選べません。
その他は通常のEC2インスタンス構築と変わりません。 

インスタンスを構築するとホスト上の物理コア数が消費されました。 

さらに異なるインスタンスサイズであるc5.xlargeのインスタンスを作成します。 

できました!異なるインスタンスサイズで混在したc5ホストです!
ホストのコア数も2から6に増えています。
インスタンスサイズが混在可能になったことでDedicatedHostでの構成に柔軟さが出てきました。 

③DedicatedHostの解放

DedicatedHostはホスト単位に課金されるので使わくなったらすぐに消しましょう。

ホスト上のインスタンスは先に削除します。

インスタンスがない状態でDedicatedHostの画面から「ホストの解放」を実行します。 

ホストを解放すると状態が「解放済み」にかわります。これで課金されなくなります。 

まとめ

混在可能になったことによってDedicatedHostへの移行する敷居が多少なりとも低くなったと感じました。
DedicatedHostはホスト単位で課金され価格も高価ですが、移行のために発生するライセンス費用も無視できないため、BYOLが可能なライセンスをお持ちの場合はDedicatedHostに移行した構成も検討してみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いたメンバー

Kiyoto Takara
デジタルプラットフォーム本部マネージドサービス部 第1グループ
Kiyoto Takara

2021年5月に地元へUターン。沖縄からリモートでお仕事しています。 最近はCSPMに興味を持っています。

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