BeeXは20代から30代前半の若いエンジニア募集にも力を入れています。今回は設立当初から会社を知るシニアエンジニア3人の座談会を開催。若い皆さんに期待すること、シニアから伝えられること、そして入社後に成長できる領域について詳しく語ってもらいました。前・後編にわけてご紹介します。
参加者
- Iさん
- 40代 シニアテクノロジーアーキテクト(ITインフラ構築)
- Nさん
- 40代 テクノロジーアーキテクト(商品開発・社内情報システム構築)
- Mさん
- 40代 マネージャー(ITインフラ構築・運用保守)
新規事業や会社の発展には、若い力が不可欠
BeeXが若いエンジニアを求めている理由は何ですか。
Iさん:もともとが広木社長と仕事をしていた仲間で立ち上げた会社なので、シニア主体でした。若い人たちを入れて会社を活性化させなければ、という課題は設立したときからみんなが持っていましたね。
Mさん:それに、僕たちの世代はそれなりの技術を持っているけれど、若い人ってやっぱりキャッチアップが早いじゃないですか。新しい情報を吸収した若手のアイデアと合わせてどんどん会社を伸ばしていけたらいいなというのもあって。
Nさん:コンサルティングや保守事業だけにこだわらず自社サービスやプロダクトを作りはじめているので、今後はますます若手が活躍できると思うんですよね。
Iさん:そうですね、新しい分野を開拓しようとすると自分たちだけでは難しいかもしれない。
個人の力を見極めたOJTがしっかり機能している
Iさん:規模が小さい会社なので、体系立った研修というのはあまり存在しません。一緒にプロジェクトをやっているシニアエンジニアがマンツーマンで見ている感じです。でもその人のスキルや得意分野を見極めて仕事を振っています。
Nさん:だから実地に即したOJTが実現していると思いますよ。よく名ばかりのOJTでほったらかしにされるケースを聞きますが、BeeXは違います。必ずプロジェクトに入ってもらって本人が手を動かす仕事を任せて、必ずアウトプットを見守る人がいる。
Mさん:そのやり方がうちのカラーとして確立されているし、おそらく今後も変わらないでしょうね。
Nさん:BeeXで特徴的なのは「失敗させてもらえる」環境じゃないですか。大きな企業だと提案ができても若手は体験させてもらえないとか、小さな企業だと企業の体力的にそれが不可能なこともあると思います。でもBeeXは「まずやってみる、失敗したらそこで学ぶ」ができている。
Iさん:たしかに自分も「上司は謝るためにいる」と思っていて、若いエンジニアは失敗して当たり前だろうという感覚です。絶対そうじゃないと伸びないですよね。一度はドカンと失敗してみて、それで確認ポイントやオペレーション、事前検証や準備の大切さを理解するみたいな。
Nさん:失敗させてもらえないのは不幸だと思うんですよ。
Mさん:若いときも今も失敗はあります。でも経験によってプロジェクトメンバーも一緒に学ぶことができるし、次からは確実に対策ができる。そのくり返しで自分たちも一緒に大きくなっている感じがしますね。
Nさん:最近は技術以外の「研修」もだんだん整ってきました。たとえば契約書や注文書の作成方法を学ぶ法務研修はすでに始まっていて、実務で役立っています。
Mさん:技術面は体系立てた研修プランを作ってもきっとうまくいかないですよね。どんどん新しい技術が出てくるし、現場で実践しながら学ぶのが一番早いし確実で。
Iさん:今のように、上の人が積極的に声をかけて情報収集して、相手を見極めて作業を振っていく方法がいいと思っています。
ベンチャーの身軽さと大企業の安定が共存
皆さんが伝えたいBeeXの魅力とは何でしょうか。
Nさん:この規模の会社にしては本当にいろんな点が充実しているんですよ。社員数は30数名なのに相手にしているのは東証一部上場の企業だったり、直請けで仕事ができたり。手を動かす技術者でいながら直接お客様と話ができるのも、とても恵まれています。
Mさん:親会社のサポートがあるので人事労務や体制はしっかりしているし、お客様の信用が得られている。社員が制限なく自由に検証できる環境も魅力の一つです。
Iさん:大企業とベンチャーの良いところの、ハイブリッド状態。若い人だと凄さの感覚がわからないかもしれないけれど「とにかく一度来てみて」と言いたいですね。以前「BeeXを踏み台にするつもりでもいいから、来てみて」と人を誘ったことがあります。トップクラスの技術者が集まっているからその下にいれば必ず覚えることがある。気にくわなかったら別の会社へ行ってもいいから、まずこの環境を体験してくれと。