ポストモダンERPとは
ポストモダンERPとは、ライフサイクルの長いERPのコア機能と、変化が激しい周辺アプリケーションをシステムごとの特性に合わせて選択し、クラウドを活用して組み合わせる新たなERPシステムのことです。

ポストモダンERPのメリットと効果
メリット | 効果 | |
---|---|---|
IT基盤のクラウド化 (SAP・周辺システム) |
TCOの最適化 | 浮いたコストをさらに戦略的な案件に利用し、ビジネス上の競争優位性を確保 |
柔軟なIT基盤 | システムの拡張性が高いため、ビジネスの要求スピードへの対応力向上 | |
アプリケーション プラットフォームの統一 |
I/F統一による ユーザビリティ向上 |
使いやすいことで、よりユーザに利用されるアプリケーションに |
開発柔軟性の確保 | アプリが容易に構築可能になり、ビジネスの要求スピードへの対応力向上 | |
トータル クラウド化 |
時代に対応できる ITシステム環境の実現 |
時代を先取りしたツール(機械学習、IoT、BI等)導入のハードル低下 |
ポストモダンERPの進め方
ポストモダンERPへの第一歩は、SAP環境のクラウド移行から始まります。
レガシー:クラウド化前

STEP1:SAPのクラウド化
一番大変なSAP基幹システムを最初に移行してしまえば、様々な技術的な課題や懸念が一気に払拭され、その後が楽になります。

STEP2:周辺システムのクラウド移行
SAP基幹システムがクラウドにあることで、煩雑なI/F系などの周辺システムの移行設計がシンプルになります。

STEP3:アプリケーションプラットフォームの統一化と最適配置
自社システムがクラウドにあることで、最新のSaaS,PaaS等との疎結合接続が容易に実現可能になります。クラウド連携やモバイル対応など最新技術のエッセンスを、短期間に低コストで自社システムに取り込むことで、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できる「ポストモダンERP」環境が実現します。

ユーザーインターフェース統一によるユーザビリティ向上、マルチデバイス対応、レポーティングの柔軟性、開発生産性の向上
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