業務・運用自動化サービス(BPM+RPA) サービス概要

「働き方改革」が提唱される中、業務プロセス改善ツール(BPM*注1)や、ロボットによる業務自動化(RPA*注2)が注目されています。しかし、これらを全社に適用するには、大規模な業務改革とシステムが必要であり、改善サイクルの開始までに数年を要します。一方で基幹システム・IT基盤の運用業務の中には、単純な依頼作業や定期作業が多数存在します。BeeXは、短期・安価にBPM+RPAをスモールスタートで始め、段階的に適用範囲を広げる「ボトムアップ型」の導入アプローチを特徴にした、効率化支援サービスを提供します。
業務・運用自動化サービス(BPM+RPA) 特徴
- 導入のメリット
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- 業務可視化とPDCAサイクルの早期開始
- 統制を取りつつ段階的にロボット化の範囲を拡大
- 組織変更/業務フロー変更等に自社内で対応可能
- IT運用業務についてはBeeXのノウハウを短期で導入

SaaS型BPMツールで安価・早期に改善サイクルを開始
BeeXはBPMをスモールスタートする方法として、国産SaaS型BPMツール「Questetra BPM Suite」をご提案いたします。
本製品はBPMNによる業務モデリング、多言語対応、APIによるシステム連携、ダッシュボードによる可視化といった高機能BPMツールでありながら、SaaS/サブスクリプション課金のため短期・小規模から始められます。
IT運用業務はBPM+RPAのメリット大
基幹システムやIT基盤の運用には単純作業(マスタ登録、パスワードリセット、レポート作成など)が付随しますが、簡単なワークフローシステムではオーダーサイクル全体を実装できず、紙・メールによる処理や別途台帳管理といった非効率な業務を伴うのが一般的です。
BPMツールならば、「依頼発生からユーザに結果を届けるまで」の全体をシステム化やデータベース化でき、業務可視化機能によりPDCAサイクルを開始できます。また、プロセスの中の定型作業部分を順次ロボット(RPA)に任せることで、さらなる効率化を進めることができます。なお、RPAは既存システムのUI操作を自動化するため、容易には改修できない基幹システム上の業務自動化を、ユーザ主導で進めるには最適です。
業務・運用自動化サービス(BPM+RPA) システム構成

- Questetra内に業務プロセスを定義します。
依頼・承認・実施・結果通知などの一連のタスクを、人間が実行できるようにします。 - ロボットにも実行できる単純作業を抽出します。BPMで業務全体が定義されているため、ロボット作業の位置づけ、ロボットが必要とする情報、結果として返す情報が明確になります。
- BPM-RPA Connectorがイントラ内からBPMを監視します。「ロボットの作業」と定義したタスクが来ると、該当ロボットに情報を渡して起動します。作業が終わると、返すべき情報をBPMに書き込んで業務プロセスを進めます。※監視はWebAPI定期呼び出し。多くはネットワーク構成の変更不要。
- ロボットには人との連携のための動作定義が不要となるため、構築・メンテナンス工数を削減できます。また、この疎結合性により稼働後に別のRPA製品に差し替えたり、業務が固まったらプログラム開発を行うといった段階的な自動化も可能です。
業務・運用自動化サービス(BPM+RPA) ユースケース
SAPパスワードリセット依頼

- 利用者の申請をIT部門が確認してロボットに作業指示
- ロボットはBPMから情報取得、SAPを操作、BPMに新PWを戻す
- BPMがタスクやメールの形で新PWを利用者に伝える
海外送金グローバル承認

- 海外拠点担当者がSAPを操作して送金ファイルを生成
- ロボットがファイルを検出して、BPMプロセスを起票
- 承認が得られたらことをロボットが確認し、ファイルを銀行に送信
QuestetraBPMSuiteの多言語対応により海外拠点への展開の負担を軽減。
既存バッチ処理(この場合は銀行への送信)のユーザインターフェイスとしてBPMを利用することが可能。
海外送金グローバル承認

- 利用者がメーリングリストの変更を申請
- しかるべき承認ののち、従来IT部門が行っていた台帳更新、ML変更、通知メールの発信をロボットが代行
業務・運用自動化サービス(BPM+RPA) 参考費用
- Questetra BPM Suite 月額/年額サブスクリプション
- 1user 960円/月〜
- BPM初期構築(テンプレート導入・カスタマイズ)費用
- 個別見積
- RPAライセンス・設定・導入支援費用
- 個別見積
- 運用・活用支援費用月額
- 個別見積