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BeeXのジャニです。
2025年12月1日から5日にかけて、ラスベガスで開催されたAWS re:Invent2025に初参加しました。最新サービスとアーキテクチャの紹介だけじゃなく、世界中から集まるエンジニアとの交流まで行う、AWSの祭典と言えるイベントでした。
そのため、今回のレポートでは、あえて技術の話ではなく、re:Inventのもうひとつの体験である“5kmマラソン”について書いてみたいと思います。
ITカンファレンスの中で走るマラソン?という不思議なイメージを参加前に持っていましたが、実は結果的にこのマラソンこそが、私にとって最も印象的な「学び」と「出会い」に繋がり、有り難かったです。
(ちなみに、私はre:Inventの前日、いわゆる “Day 0” に登録しましたが、翌日にはすでに受付が締め切られていたと聞き、人気のあるプログラムだと感じました)
■ レース当日
朝4時40分に起床し、5時09分のシャトルバスに乗車。
当時の気温は 4℃でした。
会場に到着すると、すでにたくさんの参加者が集まっており、それぞれウォーミングアップをしていました。

6時半になると、いよいよスタート。ラスベガスの朝焼けは本当に美しく、走りながら思わず見惚れてしまいました。

そしてゴール!無事完走し、完走メダルもいただきました。
5km のマラソンを走り切った達成感……しかし、感動はそれだけではありませんでした。

走っている途中、偶然アメリカAWSで働いているConyさんに出会いました。現在ワシントン州でソリューションアーキテクトとして活躍されています。私たちは一緒に走りながら、AWSに関する話題、特にセキュリティやランサムウェアについて意見交換をしました。
夜には、Conyさんの誘いでAmazon傘下の最新の自動運転タクシー「Zoox」を体験しました。(アプリは米国アカウントでしかダウンロードできないそうです)

車体はとてもコンパクトで、ハンドルはなく、車内にはワイヤレス充電や音楽を流せるタッチスクリーンがあり、天井は星空をイメージしたデザイン。酔いにくい効果もあるそうです。
Learning is social

この言葉は、今年のAWS CTO Werner氏がKeynoteの中で語った印象的な一言です。
学習とは社会的なプロセスであり、単に知識を得るだけではなく、人との対話や交流の中で深まっていくものだという意味が込められています。
学びは認知の領域にとどまらず、むしろ「社会的な経験」そのものです。だからこそ、私たちは自分の慣れた環境から一歩外に出て、新しい世界に触れ続ける必要があります。
常に感度を高く保つための最良の方法は、実際に何かを創り出している人たちと関わり続けることなのだと思います。