[re:Invent 2023 レポート] AWS JamとAWS GameDayに参加しました

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榊原慶太

[re:Invent 2023 レポート] AWS JamとAWS GameDayに参加しました

目次

BeeXの榊原です。今回はタイトル通り、re:Invent現地参加の名物ともいえるAWS JamとGameDayに参加したのでそれについて記載します。GameDayの詳細説明や感想、参加をお勧めしたい理由等まとめた記事は別記事をご覧ください。AWS Jamの説明は省略しますが、GameDayとほぼ同じと捉えていただいて差し支えないです。


AWS GameDay ~Going Serverless~ 参戦レポート|基幹システムのクラウド移行・構築・導入支援のBeeX

株式会社Beex(ビーエックス)のエンジニアが執筆するAWS GameDay ~Going Serverless~ 参戦レポートのページです。SAPなど基幹システムを中心としたエンタープライズシステムのクラウドインテグレーションを専業としています。

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AWS Jam

初日は「GHJ204 | AWS Jam: Generative AI (sponsored by SingleStore and Elastic)」に参加しました。内容は以下の通りです。

Are you curious about the cutting-edge world of generative AI? Learn about the power of generative AI through AWS Jam challenges designed to spark fresh ideas through real-world scenarios. Gain hands-on experience with AWS services and offerings from AWS Partners and get a chance to win prizes. Activities are structured to cater to users of all skill levels, and AWS experts are available to help enhance your generative AI knowledge. Come with a team, or if you don't have a team, we will help you join one. This Jam also features Jam challenges from our sponsors, SingleStore and Elastic. All you need to bring is your desire to learn and a laptop.

今回は自分自身の挑戦、そして現地でしかできない体験を最大化するという二つの理由で敢えて単身で乗り込みました。その結果チーム構成は私を含む日本人2人、そして海外の方2人の4人構成となりました。日本語はほとんど使わずほぼ英語でした。ちなみに自分の英語力は簡単な会話であれば、頑張ればできるくらいのレベルです。

Jam開始前のコミュニケーション

最初はお互いの経歴や業務内容、勤務先から会話が始まりました。私以外は開発の方々でした。ここから既に知らない(そもそも聞き取れない)単語がポンポン飛び出し、不安が襲ってきました。とはいえここで引き下がるわけにもいかないので、こちらからどんなセッションが気になったか等話を振ってみました。半分ほどは何とか聞き取れて、「○○分でアプリを立ち上げるというデモを見たが、中々宣伝がうまくいっておらず大変そうだった」などおっしゃっていました。

Jamの様子

チーム内で二人ペアに分かれ、私は隣の外国籍のSさんと作業することになりました。開始して間もなく、致命的な問題が発生してしまい、一つも課題をこなせない状態となりました。自分がここで少々パニックになったのですが、Sさんは親切に一緒に解決に向けて積極的にコミュニケーションをとってくださいました。自分もエラー解決に向けて、「こういうことを試してこのような状態に陥った。何か他に策はあるか」等適宜コミュニケーションをとりました。うまくいかない部分があったものの、何とか少しずつポイントを稼ぐことができました。ポイントをゲットするたびに「Good Job!」とSさんに声をかけていただけ、すごく嬉しかったです。Jam終了後は軽くお互いにお礼を言って解散となったのですが、ここでもう少し会話したり、記念に写真を撮れなかったのが少々心残りです。最終結果は中間層くらいの順位でした。ちなみに内容ですが、個人的には非常に難しく感じました。Levelは200だったのですが、体感300くらいでした。

AWS GameDay

二日目は「GHJ302 | AWS GameDay Championship: Network Topology Titans (sponsored by Lacework)」に参加しました。内容は以下の通りです。

The AWS GameDay Championship: Network Topology Titans is a team-based challenge that invites participants to showcase and learn new AWS networking skills in an exciting competition. Teams compete to architect and build a secure landing zone for the fictitious company Unicorn.Rentals, the largest provider of mythical creatures in the world. AWS services featured include Amazon VPC, Amazon VPC IP Address Manager (IPAM), AWS Transit Gateway, AWS Network Firewall, and AWS PrivateLink. This GameDay also features a quest from Lacework about protecting your AWS environment. You must bring your laptop to participate.

チーム構成についてはもう一度単身で乗り込む想定でしたが、前日の夜に現地開催のNW-JAWSのイベントで交流した方と参加しました。一緒にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!こちらではメンバーの助言もあってそこそこ課題をクリアできたと思います。前に書いたGameDay記事で「次は実装面で貢献したい」と記載したので、Jamも含めて今回リベンジ出来て本当に良かったです。実装していく中で気づきましたが、躓いた内容に対して自分で修正した部分の知識はかなり頭に残ります。これはGameDayの非常に大きなメリットの一つと感じます。

反省

周囲のスタッフに積極的に助けを求めるべきだった

本当にどうしようもなくなってお題の解決方法がわからない場合は、積極的に周りにいるスタッフに助けを乞うべきでした。オフライン参加で初めて気づいたのですが、どのチームも割と積極的にスタッフにヘルプは求めているよう感じました。手を付ける、あるいは解決する課題が多いほど、知識面のリターンも大きくなるのでここは積極的にやっておくべきでした。

一つのテーマで戦おうという考えが甘かった

Jam/GameDayのタイトル関連の知識だけでは解決できない課題も多々ありました。たとえば、AWS GameDay Championship: Network Topology Titansの場合、ただ単にネットワークの知識があればすらすら課題が解けるかといえば、そのようなことはありません。ネットワーク系はそこそこ触っていたので、スムーズに課題は解けると思っていましたが、ネットワーク系以外の知識も多々必要で苦戦しました。これは参加された方であれば共感いただけると思います。

以下は僕の勝手な想像ですが、自分は普段インフラ系のサービスを中心に扱っています。今回の二つのセッションを通してAWSから「インフラをメインに扱う榊原さん!開発についてもここら辺は最低限できるよう頑張って勉強してくださいね!」とメッセージをいただいたように感じました実際初学者向けの分り易い書籍やUdemyがたくさん出版されたり、今年のKeynoteでAmazon Qが発表されたり、自分が普段触らない分野に手を付ける際の敷居は時間とともにどんどん下がっています。中途半端なスキルセットにならないように気を付けつつ、できるところから少しずつ理解を深めていきたいと思います。

まとめ

今回はAWS JamとGameDayについて記載しました。現地で日本人かつ初対面同士でチームを組んでいる方も多々いらっしゃいましたので、英語が怖い方も積極的に参加すると学びの多いセッションになると思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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技術検証、re:Invent参加、AWS資格全冠のための勉強教材等、幅広く記事にしています。皆様のお役に立てば幸いです。最近は会社ブログメインで記事投稿指定います。

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