プレスリリース

BeeX、株式会社ロッテの基幹業務システムと販売計画システムをつなぐデータ連携基盤構築プロジェクトを通じ、 エンジニアの育成・内製化支援を実施

株式会社BeeX(本社:東京都中央区、代表取締役社長:広木 太、以下BeeX)は、株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:牛膓 栄一、以下ロッテ)の基幹業務システムと販売計画システムをつなぐデータ連携基盤をAWS上に構築するプロジェクトの支援を2022年5月より開始しました。このたびその事例を発表したことをお知らせいたします。

ロッテは1948年の創業以来、"お口の恋人" というキャッチフレーズを掲げ、「キシリトールガム」、「ガーナミルク」、「コアラのマーチ」など数々のロングセラー商品を打ち出してきました。2018年に事業の全体最適に向け、菓子・アイス製造のロッテ、菓子販売のロッテ商事、アイス販売のロッテアイス3社の統合を行い、基幹システムをSAP S/4HANAに刷新しました。

また、その他の業務システムや仮想デスクトップ環境を順次AWSのクラウド環境へ移行するなど、DX実現に注力してきましたが、今まで蓄積してきたデータをビジネスに活用し、データドリブン経営を実現するために各事業部門がそれぞれ導入していた分析ツールを刷新するとともに、新たに販売計画システムの導入を行う必要があるなどの課題がありました。

このたびBeeX支援のもとで構築したデータ連携基盤は、SAP S/4HANAのデータをAmazon  S3で構築したデータレイクに蓄積し、販売計画システムへデータ投入する役割を担っています。データ変換処理はAWS GlueとAWS Lambdaを用い、販売計画システムへのデータ投入処理は、Amazon ECS上で稼働するコンテナから実行して実装するとともに、一連の処理をAWS Step Functionsで各処理の制御を行っています。

短期間で構築するため開発はアジャイルを意識してPoCを念入りに繰り返し行うことで開発を進めていきました。 

 BeeXは本プロジェクトにおいて、2022年5月より参画し、基本設計、開発、内部統合テストの内製開発の支援を実施、同年7月にはデータ連携基盤の構築を実現、その後、同年9月より販売計画システムとの本稼働を開始しています。

ロッテは今後、本プロジェクトで得たノウハウを活かしながら、当初の目的である全社共通のデータ分析基盤の構築を進めていく計画です。具体的には、Salesforceとのデータ連携や、POSデータを活用した需要予測の分析基盤の構築について検討を進めています。

 ※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
 

会社名:株式会社BeeX
(東京証券取引所 グロース市場:証券コード 4270)
所在地:東京都中央区銀座7-14-13 日土地銀座ビル10F
設立:2016 年3 月
代表者:代表取締役社長 広木 太
U R L: https://www.beex-inc.com
事業内容:クラウド関連の運用・保守・管理事業及びソフトウェア開発

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社BeeX
ビジネス開発推進本部  塙(はなわ)
mail:beex-marketing@beex-inc.com

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